【千と千尋の神隠し】なぜ人を魅了するのか?上下空間の使い方がすごい。神様は何者?ジブリアニメーションの魅力とは?【レビュー】

レビュー

こんにちは。

木森なな(@kimorinana)です。

宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』を改めて観てみました。

やはりジブリは何度観ても良いですね…

この記事では千と千尋の神隠しはなぜ人を魅了するのか?そしてこの映画の感想や気になったことを調べてまとめてみました。

上下空間の巧みな使い方

ジブリ作品は、上下空間を使い方がとても素敵で、それによってアニメーションへ入り込んでいるような心地よさを生み出しています。

千尋は異空間へ迷いこんでしまった時に、まず「地下」へいきます。

ハクに教えてもらった通りに釜爺のボイラー室に行くのですが、そこで急な階段を駆け下ります。

このシーンのスピード感や息を飲んでしまう感覚はさすがジブリ…といった描写ですよね。

その後、リンに助けてもらいながら、建物のエレベーターを乗り継ぎながら湯婆婆の部屋へ目指していきます。

ちなみに、ジブリ美術館も似たような作りになっているんですよ。

入場するとまず必ず地下へ行くのです。

建物事態はとても不思議なつくりになっていて、建物をたくさん歩き回ることになるのですが、くるくる回る階段を通ったり、エレベーターを使ったり、上を目指すと屋上に天空の城ラピュタに出てくるロボット兵が現れるんですね。

人は横移動をするときも、上下運動をするときのほうが、心がドキドキして没入感を生む気がします。

そういう意味でも、映画の中での移動のさせ方はとてもうまいですね。

他にも、ハク龍を助けるために湯婆婆を部屋に行くために、上を目指して、そこからボイラー室へ落ちていきますよね。

銭婆婆の家から油屋に帰るときも空を飛んでいます。

そういう視点で、他のジブリ作品を観てみると地上や上空の移動がとても多いことに気づきます…!

神様たちは何者なの?

千と千尋の神隠しにはたくさんの「神様」が出てきますよね。

その中で気になった神様について調べてみました!

オオトリ様

油屋のシーンでときどき映り込むヒヨコ風の神様!

この神様は「オオトリ様」という名前がついています。

他の神様に比べて登場シーンが結構多い!

というのも、オオトリ様は「団体」のお客様なんです。

ヒヨコがぞろぞろとお湯に浸かっている姿が可愛い。

豆知識ですが、このオオトリ様は「崖の上のポニョ」に登場しているんですよ。

作品をまたいでキャラクターが登場することはそう多くないのでビックリしました。

といってもなかなか見つけられないので、頑張って探してみてください。

ヒントは「どこかの棚」に飾ってあります!

おしら様

おしら様とは千尋がエレベーターで湯婆婆の部屋へ行く時に乗り合わせた白い大きな身体の神様です。

「大根」をモチーフにした神様だそうです。

千尋がいることがバレないように大きな身体で隠してくれただけでなく、千尋がオクサレ様のお世話をしてお手柄をあげた時に扇子を振って喜んでくれたりする場面も描かれています!

細部の作り込み

ジブリアニメーションの魅力って「細部の作り込み」だなと改めて実感しました。

たとえば、ススワタリ(釜爺のボイラー室で働くススたち)の足の動きを見てみると、そこから感情も感じるような気がしてくるんです。

ひとつひとつのススワタリが違う動きをしていて、手抜きを本当にしていないんですよね。

だから、どこに注目してみても楽しい。

ジブリの作品って何度も見てしまうのですが、その理由は何回見ても一つの画面の中にいくつもの発見があるからだと思います。

やはり、動画がうまいんですよね。

アニメーションを作るには「原画」「動画」があります。

キーとなる原画と原画の間に何枚もの絵を足して動画にするんです。

その動画の動きこそがアニメーションの命になるので、その動画が繊細で本当に動いているように見えると、グッと魅力が増します!

あとは設定の細かさ。

宮崎駿監督は、絵コンテを書きながら物語をつくるらしいのですが、普通って逆なんですよね。

全体の構成や枠組みを作って、細部を構成していく…という流れが一般的だと思うのですが、宮崎監督は細部をとことん細かく作り上げるのがとても上手です。

建物の設定などもとても細かいですし、キャラクターの設定にも奥行きがある。

そういう細部へのこだわりがギュッとつまっているからこそ味のある作品になるんですね。

展覧会などを何度もできているのは、そういう細部設定のネタが豊富にあるからなのかもしれないですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

千と千尋を改めて観てみて、他のジブリ作品もまた見たくなってきました…!

もう何度見たか数え切れませんが、今後もずっと見続ける気がします。

それでは、また!

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